ETAS(ETA:イータス)と観光ビザの違い

ガッデム特派員

日本からオーストラリアにくる場合、もっとも簡単な方法がETAS(イータス)と呼ばれる方法となります。

厳密には、ETAと観光ビザは、異なるものです。簡単にご説明していきます。

<< ETAS(イータス) >>

ETASは、観光と商用があります。どちらもETAS申請、取得から1年間が有効期限となります。ETASは、オーストラリア国内では、申請や取得することができません。通常は、日本からオーストラリアに来るときに必要な飛行機チケットを購入するときに取得するものです。
日本の旅行代理店であれば、1000から3000円程度で取得していただけます。ご自身でもインターネットからクレジットカード払いでオーストラリアドル20ドルで取得することも可能です。

ETASは、取得日から1年間有効ですが、いったんオーストラリアに入国したら、その日から3ヶ月間の滞在が許されています。また日本に帰国、もしくは、第3国に出国して、再びオーストラリアに入国することもでき、また3ヶ月間の滞在が可能です。つまり、3ヶ月以上続けてオーストラリアに滞在することはできませんが、1年間何度でも出入りすることが可能です。

<< 観光ビザ(TOURIST VISA) >>
ここでご紹介する観光ビザは、正式な観光ビザとなります。日本人、日本のパスポートと保持者であれば、観光ビザを正式に申請しなくても、前述してETAS(イータス)で入国することが可能です。

ETASは、インターネットで20ドルで1日で取得することができます。ところが、観光ビザは215ドルかかります。ETASでも観光ビザでも入国してしまえば、全く同じ滞在条件となるので、日本人であれば、わざわざ、料金の高い正式な観光ビザを取得する必要はございません。

では、なぜ、いまでも観光ビザが存在するのか?というのは、日本以外のほとんどの国では、インターネットでのETASの申請が認められておらず、観光ビザの申請とともに、残高の証明書や滞在先を明らかにしなくてはならないからです。

もうひとつ、ETASは、オーストラリア国内で申請、取得することができません。日本で取得するものです。前述もしましたが、ETASでは、連続で3ヶ月間しか滞在することができません。しかし、それでも3ヶ月以上滞在したい場合にこの正式な観光ビザをオーストラリア国内で申請します。ETASからでもオーストラリア国内でこの観光ビザを申請することにより、連続で6ヶ月間滞在することが可能となります。

ETASでも観光ビザでも代行申請、取得することができますので、お気軽にご相談ください。

この記事を書いた人

ガッデム特派員 - ライター

シドニー滞在歴数十年。行ったことある国や都市で特に好きなところは:ボストン、ニューヨーク,リオン、パリ、ジュネーブ、ハワイ、西内まりや、バンコク、カンボジア、インド、ネパール、バリ、シンガポール、クイーンズタウン、トロント、ハミルトン島

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