ダーウィンの定番人気ツアーをご紹介 ダーウィンといえばこれ!

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亜熱帯気候で年間平均気温は30度前後と気温差が少ないため、服装など身軽に旅ができます。まさに、良いこと尽くめの海外旅行先なんです!ダーウィン近郊には、多くの国立公園が大自然を魅せてくれますし、先住民が残したアボリジニーアートもたくさん残っていて見所がてんこ盛り。

ダーウィン観光局作成動画

そこで今回は、狭い日本を飛び出して、大自然と触れたいあなたにぴったりな、ダーウィン近郊の観光地4選を紹介したいと思います。

ダーウィンへのアクセス


ノーザンテリトリーの州都ダーウィンは、日本(東京・成田)から飛行機で約4時間半、時差も30分なため、飛行機疲れや時差ボケに悩まされる心配がほとんどありません。日本からは直行便がないため、ケアンズ経由、シドニー経由などの選択肢があります。

オーストラリア国内からは、シドニーやメルボルンなど都市からLCC格安航空会社が安い航空券を沢山販売しています。シドニー〜ダーウィンで約4時間のフライトです。

名前の由来

ダーウィンの街は自然界学者「チャールズ・ダーウィン Charles Darwin」が由来とされています。まさに人類のはじまりにふさわしいダーウィンには、世界最古生物や巨大な国立公園があり、自然を愛する旅行者に人気です。

世界遺産カカドゥ国立公園

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世界遺産

ダーウィンは「文化」「自然」両方で登録された複合世界遺産です。ダーウィンから東へ約250kmのところにあるカカドゥ国立公園 Kakadu National Parkは、「文化」と「自然」の両方で登録された、世界でも珍しい複合遺産です。先住民アボリジニーが残したロックアートは、園内だけでも3000以上。また、約1500種の植物、約280種の鳥類、約80種の淡水魚など、オーストラリアの動植物の集大成がここにあります。

アボリジニー文化と触れ合う!

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文字を持たなかった先住民アボリジニーにとって、絵はコミュニケーションの方法の一つです。ですから数多くのロックアートが残るのも頷けるのですが、カカドゥのロックアートのすごいところは、紀元前5000年以降に描かれたレントゲン画が残っていることです。レントゲン画とは、レントゲン撮影のように動物の骨や内臓を透視したように描いている絵のことです。この画法で、動物の急所や食用部分など、生活のための情報を数万年と子孫に伝えていたんですね。アボリジニー文化、興味深いと思いませんか?

大自然と触れ合う!

効率よく大自然を満喫したいあなたには、イエローウォーター・リバークルーズがオススメです。クルーズは、水面すれすれを行きますので、大湿原に住むイリエワニや水鳥などの野生動物を間近で鑑賞できます。早朝および夕方のクルーズだと、より多くの種類の野生動物が見られるでしょう。

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リバークルーズ以外でも、カカドゥ国立公園の大自然の満喫方法は色々。例えば、4WDのキャンプツアーに参加すれば、また違った冒険があります!ただし、雨季などの危険なシーズンには閉鎖されることもあるため、現地情報は事前にチェックしておきましょう。

キャサリン渓谷

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遊覧クルーズで観る大自然!

ダーウィンから南東へ244km、ニトミルク国立公園の名所といえば、13の渓谷を持つキャサリン渓谷Katherine Gorgeです。キャサリン川の遊覧クルーズに参加すれば、約10億年もの歳月をかけて創り上げられた壮大な渓谷・早瀬・滝などが、効率良く観られます。ワニが生息する砂浜を通過したり、先住民アボリジニーのロックアートが紹介されたりと、サービス満点のクルージング!長時間のクルーズを選べば、より多くの名所に連れて行ってもらえますよ!

リアル・アドベンチャーワールド!

キャサリン渓谷でのアクティビティは、遊覧クルーズだけではありません。カヌー、カヤック、天然プールでの遊泳、釣り、トレッキングなど、カップルからファミリーまで楽しめる、まさにリアルなアドベンチャーワールドです!ただし、雨季は川の水位が高くなるため、遊泳が禁止されるなど、大自然が相手であることをお忘れなく!ウォーターアクティビティを楽しみたいあなたには、4月から10月の乾季に行くのがオススメです。

オージースタイルの温泉体験も新鮮!

日本は火山国ですから天然温泉があちこちで沸いていますが、大陸オーストラリアで、まさかの天然温泉が楽しめる場所があるんです!それが、キャサリンから南へ約100km、ジャングルの中にあるマタランカ温泉です。温泉といってもオーストラリアでは、裸で湯船に浸かる習慣はなく、目的は遊泳ですので、みんな水着を着用します。よって、「ヤシの木が生えた秘境の中で、水温40度以下の天然温水プールで遊ぶ!」。これがオージースタイルの温泉体験なのでしょうね。

ジャンピングクロコダイル

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ド迫力!野生の巨大ワニを間近で見る!

「ジャンピングクロコダイル Jumping crocodile」とは、名前の通り、ジャンプする野生のワニを見学するツアーのことです。ダーウィンから南へ約100km、車で約1時間のところにあるアデレード川では、約1600匹以上のイリエワニが生息していて、その川を「ジャンピングクロコダイル・クルーズ」で渡ります。エサでイリエワニを、お客さんの前まで呼び寄せ、食いつく直前にエサを引き上げれば・・・ほら、巨大なワニの腹部が目の前に!あまりのド迫力に、思わずシャッターチャンスを逃してしまうお客さんが続出なのだとか。こんなクレイジーな体験、そう簡単にはできませんよ!

ワニ以外に見られる動物は?

ジャンピングクロコダイル・クルーズで見られるのは、イリエワニだけではありません。ジャビルーというオーストラリア特有のコウノトリや鷹が見られる川ですので、そちらのほうも、ぜひ探してみてくださいね。

イリエワニについてのまめ知識

せっかくですから、イリエワニの補足説明しておきます。イリエワニは、現生の爬虫類の中でも最大級の大きさです。オスの平均が、全長約5m。つまり、人間がぱっくりと食べられても不思議ではないサイズです。
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ちなみに体重は、約450kgあります。淡水、塩水どちらでも生きられるタフな爬虫類で、狂暴さも世界有数。太平洋戦争の時、多数の日本軍が、このワニに襲われて命を落としたとされています。

リッチフィールド国立公園

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日帰りできるのも嬉しい滝の名所

リッチフィールド国立公園 Litchfield National Parkは、ダーウィンから南西へ約100kmのところ、車でも約1.5~2時間で行ける名所なので、日帰りツアーとしても人気です。約1500平方kmある園内での名物は、やっぱり自然の滝壺での水遊びです。熱帯雨林の中、高さのある絶壁から流れ落ちる滝を見ながら泳ぐなんて!なんとも贅沢な風景ですよね?

もちろん、数ある美しい滝を、展望台から眺めているだけでも十分満喫できます。トレールを歩きながら、大自然が放つマイナスイオンを、体いっぱいに感じてみてください。

アリ塚だって凄い!

園内に入ってすぐに見られるシロアリの塚も有名です。この地域でしか見られないジシャクシロアリが作った平たい塚が点在していたり、「カテドラルターマイトマウンズ」という名前の高さ5m以上ある巨大塚などがあります。darwinants

シュールな光景ながら、あの小さな生き物がここまでの塚を作り上げたことに感心せずにはいられません。ぜひ、ここでも記念の一枚を撮っておいてくださいね。

オススメの滝3選

  • ワンガイ滝(Wangi Falls)・・・リッチフィールドで一番大きく、アクセスもいいです。また遊泳するにも好条件が揃っています。
  • フローレンス滝(Florence Falls)・・・アクセスは大変ですが、行く価値大です!この滝は、2つに分かれて流れ落ちているのが特徴で、その大胆な光景を、展望台から、あるいは滝壺での遊泳中に見ることができます。
  • トルマー滝(Tolmer Falls)・・・この滝は、トレールから眺めてみてください。大自然のパノラマが一望できますよ。

まとめ(ダーウィン)

ダーウィン近郊の観光地4選、いかがでしたでしょうか?オーストラリア旅の醍醐味はなんといってもスケールの大きさです。カカドゥ国立公園(Kakadu National Park)、リッチフィールド国立公園(Litchfield National Park)、キャサリン渓谷(Katherine Gorge)の大自然に触れ、さらには、ジャンピングクロコダイル(Jumping crocodile)で野生の巨大ワニを目の前にすれば、あなたの人生観だって変わるはず?!いずれにせよ、忘れられない旅になるでしょうね!

この記事を書いた人

yumiko - ライター

大学4回生のゆみこです。ケアンズ、ブリスベン、ゴールドコースト、シドニーへと南へ引っ越しながらワーホリ中。 観光業界に興味があり、ケアンズでは乗馬ツアーガイドのお仕事、現在はトラトラでインターン中。馬とワインが大好きです。

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